身だしなみチェック③所作

今回は身だしなみチェック第3弾、【所作】についてになります。

 

 

そうですよね(唐突)、所作ってなんやねんですよね。

分かります。

わたしも結構大人になるまで所作が大切ということを真面目に考えたことがありませんでしたので、

これを読んでくださっている大半の方が「…は？」と思うのも聞こえてくるのです。

 

 

ざっくり説明させていただきますと「所作」とは、行い、言葉使い、身のこなし、などのことを指し示します。

 

 

遊びに来てくださるお客様への行動、気にした事ありますか？

 

遊びに来てくださるお客様との会話、気にした事ありますか？

 

 

 

心からお客様に「ありがとうございます」を思えるキャストであれば、

ひとつでもなぁなぁにしている事があればドキッとしてしまいますね。

 

 

全てに気を使うのは大変です。

 

 

はい、知っております。

しかし、これは私たちキャストのお仕事のひとつです。

お仕事というのは大変なことも含めてお仕事(お給金を頂くこと)なのです。

 

 

ということで、ここでは簡単に「所作」がふわりと軽くお客様から

「あ、この子は素敵な子だなぁ」と思っていただけるヒントを書かせて頂こうと思います(*^^*)

待ち合わせタイプのお店であれば、ホテルまで手を繋いだり腕を組んだりして歩きますね。そのときのお手手…どうなってますか？

 

夏場であれば、直前でハンカチで手汗を拭いたり、冬場であれば直前まで手袋をしたりホッカイロで手指を温めておく。

これをするだけでお客様はアレっと思います。

 

乾燥する季節であれば最後に飴を渡したり、

暑い時には冷たい飲み物を持っていったり、素敵だなと思って頂ける所作は考えると沢山出てきますね♬.*ﾟ

 

ここではごく一部だけ記させていただきますね。

思いつくこと全てご自分でノートに書き出して見てください♬.*ﾟ

後々とっても役に立つと思いますよ(*^^*)

 

次に会話の所作になりますが、お客様と仲良くなるためにはあまり距離を取りすぎると不自然ですし、かと言って初めての時から馴れ馴れしい態度ですとふてぶてしく感じられてしまうことがあります。

 

 

「今日は暑いですね」「お仕事帰りですか？」などの最も適当で、誰でも言えて誰にでも「YES、ＮＯ」で答えられる会話から始めるという行為……

 

 

これ、やっていませんか？やっていますよね？？？今わたしの問いかけにドキッとされた方いるんじゃないですか？

 

 

これは、YES、ＮＯで答えられない言葉を投げかけることで会話というものは続くので会話ではありません。ただの質疑応答です。

 

 

お客様も「またこの質問か」と思いますし、この後会話どうします？

ほぼ【シーーーーーーン】ですよね。

 

 

 

 

 

ということで、お客様への会話の所作は「YES、ＮＯで答えられない言葉掛けをする」ということです。

 

 

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　私がヘルスのコンサルでよく話すことの

　一つをご紹介しますね。

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初めましてのお客様でしたら、

どこかひとつ必ずお客様の事を褒めてみる。です。

 

おなじみ様でしたら、変化している部分を見つけて声掛けします。

もちろん「YES、ＮＯ」で答えない会話です。

 

 

 

例えば、お客様の何気ないスーツ姿にもどこか必ず個性が出ているものです。

ネクタイの柄が可愛かったとか、靴下の柄が思いのほか派手で驚いたとか、相手が「そうなんだよね～」とか「そうかなあ～？」とかこちらに会話のボールを投げ返しやすい声掛けをしてみます。

お客様から会話のボールがかえってきたら、私達も次の手を真新しく考えなくてもポンポンと弾むものなのです(*^^*)

 

 

先日私がキャストとして出会ったお客様の小話を書かせていただきますね。

 

 

お店はじめましてのお客様で見た感じ普通のサラリーマンさん。

髪の毛もこざっぱりしていて、とても普通。

 

 

 

お召し物も、スーツではありましたが特に柄もなくノーネクタイで、靴下も黒のもので、カバンもなく、下着も量販店のもので、特にキラッと光るものが見当たらなかった時、とても困ってしまいました。。

 

 

褒めるものを持っていない…(´；ω；｀)と頭をひねりました。

 

 

 

初対面で「イケメンですね」も失礼ですし「YES、ＮＯ」じゃない形で入りたい気持ちが強かったのでドキドキしちゃいました笑笑

 

 

 

でも今回は仕方ないから質疑応答的な会話からでもいいかなって考えた時、ふとスーツを触った時に手触りが何となく他の方のスーツと違っていることに気がついたんです。

 

 

 

それで一か八かで「このスーツ、とっても手触りが良いですね」

とお声がけしたところ、

お客様は満面の笑みで「あっ！わかる？これ、銀座のテーラーのオーダーなの！！イタリアの布地で日本にあまりないんだよね！」と

ちょっと興奮気味に私の声がけに答えて下さいました。

そこから、とっても楽しい時間を過ごすことが出来ました(＾0＾)♡

 

 

ということは、相手をよく観察して、YES、ＮＯで答えられない言葉掛けをすることは、言葉の所作としてとても大切ということになります。

 

 

お客様は気分を害しに遊びに来ていません。そして思い出が無い時間も忘れてしまうものです。(これは私達も同じですね)

 

 

キャスト側の行動会話の所作ひとつで、「楽しかった時間」「また会いたい女の子」に初めてなれるのではないかと私は思っております。

 今回のコラムの内容【行動】【会話】などは

直接エッチなプレイとはまた違う部分ではありますが、

お客様に好意を持っていただくチャンスは案外こうゆう所にあるのかもしれません。

 

 

定期的にやってくる閑散期や自分の不得意な時期を突破するためにも、

軽く見直ししてみてはいかがでしょうか？

 

このコラムで少しでもこの接客のお仕事が楽しく素敵な時間だと思えるようになって貰えたら嬉しいです。

 

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